<自民>議員懇を拡大…立候補予定者も参加 4月上旬に(毎日新聞)

 自民党は22日、今夏の参院選に向けた党運営などを自由に議論する両院議員懇談会を、参院選立候補予定者と衆院小選挙区支部長も加えた「全員懇談会」に拡大する方針を固めた。参院で10年度予算案と予算関連法案の審議が大詰めを迎えているため、開催は4月上旬に先送りする。谷垣禎一総裁は全員懇談会で結束を確認し、与謝野馨元財務相らから出ている執行部批判にけじめをつけたい考えだ。

 全員懇談会は3日間行われる予定。参院選と次期衆院選の立候補予定者を参加させることで地方組織の意見も反映させる。執行部への厳しい注文が予想されるものの、会合を全面公開し、生方幸夫氏を副幹事長から解任した民主党との違いをアピールする。

 谷垣氏は大島理森幹事長はじめ現執行部の交代要求は認めない方針だ。ただ、「幹事長が全部決裁するのでは、こんな大所帯は回らない」(石原伸晃組織運動本部長)という意見もあり、全員懇談会を踏まえて組織改編に着手する可能性もある。【木下訓明】

【関連ニュース】
与謝野氏:小沢幹事長と同席 憶測呼ぶ 会話の中身は…
自民党:与謝野氏と舛添氏 党にとどまる姿勢を鮮明に
みんなの党:「自民党は終わった」 渡辺喜美代表が講演で
鳩山氏離党:与謝野氏「話聞く」、舛添氏「決めてない」
鳩山邦夫氏:自民党離党 「4月末には新党」

国旗国歌違法訴えを却下 神奈川の県立高教職員ら(産経新聞)
鳩山邦夫氏に酷評の嵐(産経新聞)
小沢氏、参院選に危機感…生方氏の解任撤回(読売新聞)
<秋篠宮さま>ラオスへ出発 28日に帰国(毎日新聞)
漫画の性描写規制、継続審査に=条例改正は見送り−都議会(時事通信)

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。